http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/saisei/kihon1.html
国有林の職員なので、該当する意見を抜き出してみました。
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柿澤宏昭 北海道大学大学院農学研究院教授
4)国有林の技術力を生かしたセーフティネットについて
<国有林の人事・人材育成制度を場抜本的に見直すことが先決>
・民有林をサポートする技術力を国有林職員は持っているのか?
例えば北海道でみると、人工林の取り扱いでは民有林の方が進んでいる。
一方本来国有林がその役割を果たすべき天然林施業については、技術が蓄積されていない。
国有林の手入れが進んでいないのに国有林を手本にする気はない、といった見方をする地域の人が多い。
・民有林をサポートするためには、民有林を取り巻く諸制度に関する知識が不可欠だが、国有林職員はこのような知識を持っていない場合が多い。
・短期間で転勤を繰り返していては、地域との信頼関係を気づけないし、地域の森林や所有者の状況などがわからない。このような国有林職員とつきあうのは、地域にとっても負担にもなる。
・国有林のやる気のある若手の森林官や森林管理署の職員も悩んでいる。腰を据えて森林管理をしたいのに頻繁な転勤、事務に忙殺、裁量権がほどんどない。民有林のサポートを考える前に、一般会計への移行を期に、彼ら・彼女らが喜びをもって仕事をできる仕組みをまずつくることが先。
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片岡明人 住友林業株式会社山林環境本部山林部長
国有林の技術を利用する方向性と一般会計化への移行の関連性が理解できていない?
一般会計に移行するということで、損益責任がなくなり、対外的な(民有林に向けた)サービスがしやすくなるということか?
一方で、一般会計化は国有林の収穫、出材機能にどのような影響があるのか?今以上に供給量調整機能がなくなるとしたら、国産材市況に悪影響を与えないか懸念される。
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この他にも、
・境界確定
・研究者と技術者の情報の共有
・大径材の需要減少と長伐期施業
・形骸化している保安林制度
など、読んでおくべきトピックが盛り沢山です。
これからの林業を担う若い人は、必読だと思います。
そして読んだ後に、自分なりの感想や意見を発信して欲しいし、20年後の自分の将来を想像して仕事に取り組んで欲しい。